夕方に大阪南港を出て
翌朝 別府に到着する
海のかなたに見える煙突の煙は
大分のコンビナートだろう
おはよう!
いつもは由布岳に登っているのだけれど
今回は別府の地獄めぐりを
してみたいと思っている
朱塗りの根本大塔はさすがの迫力で
他の同じような建物の
追随を許さない
しかしまあ昔の人は
ここから本宮大社まで歩いたんだって???
ハイキングシューズのない時代に
よく行ったものだとおもいます
神仏習合って
深く考えた事はなかったけど
那智大社と青岸渡寺が分かれたのは
なんと明治になってから
それまでは那智大社の神様は権現様で
仏の仲間だったそうな
と 偉そうに宣うこのワタクシは
ここが西国一番札所と知らずに
やってきたオバカサンなのだ
新宮に入って
熊野速玉大社にお参りをして
そのあと知り合いに勧められて
そのお隣の神倉神社に!
そこにあったのは一の鳥居からの
いきなりの直登 超急階段
心の準備ができていないとかなりツライ
この上にあるのがご神体のゴトビキ岩
熊野大神が最初に降臨した場所だそうで
熊野速玉大社は後になってできたという
・・・なのでそれを「新宮」と呼んだみたい
このあたり一帯は日本古代史好きにとっては
ホントに聖地です
「はなのいわや」と読みます
謂れは神々の母であるイザナミが
火神カグツチを産んだ時に
灼かれて亡くなった後に葬られた御陵
写真の撮り方がヘボで申し訳ないが
この岩壁そのものがご神体で
高さは実に70mあるとのこと
さすがの世界遺産
熊野に行ってきました
距離的には大したことはないのだけれど
国道の山越えが少々億劫で
今まで遠慮してきました
熊野に着いたところでまずは鬼ヶ城
荒波による侵食と
地震による隆起が繰り返されて
雄大な海食洞を形作っていました
たまたま海蝕を受けやすい岩石があり
そこに打ち寄せる波が
うまい具合に岩を侵食し
隆起が起きて三次元形状を作った という
いくつもの偶然が重なり合って
出来たものだと推察いたします