鹿屋の航空基地資料館に展示されていた
たぶん九三式の当時最高性能を誇った
酸素魚雷の実物
どう見ても大変高価だったはず
こんな高価なものを
無誘導でぶっ放し続けられるほど
日本は裕福でなかった
経済的に見ても戦争は割に合わないと思う
鹿屋の大艇こと二式大艇の実機展示
飛行機は飛ばなくちゃならないので
外板はペラペラ
それを野ざらしで展示するというのは
かなりの手間がかかると思う
それでもこの大艇は展示する価値がある
この頃の日本の飛行艇技術は
既に完成していた
今でもこれに及ばない飛行艇が
ゴロゴロしているのがその証拠
鹿屋基地に展示されている
ゼロ戦(52型)と栄エンジン
近くで見るとほとんど工芸品
この美しい機体を手に入れるために
戦争が必要だったというのが
解決しがたいジレンマだなあ
実は大隅半島に上陸するまで
鹿児島の基地といえば
知覧しか知らなかったというのも
至って恥ずかしい
特攻機地の規模としても
その知覧を上回っていたことも
また勉強になった
ここでは航空基地資料館を
見学することにする
ここから見るとフェリーの船体は
側面が垂直 はっきり言って「壁」
機能を追求した結果だね
意外とステルス性もあったりして 笑
翌日の朝
天気晴朗なれど風ビュービュー
船に酔う人には
少々きつい旅になったかもしれない
でも船上の朝は格別だ
九州まで往復一万円に釣られて
フェリーに乗って再び西へ
今回は四国の南を通って
志布志に行くはずだったのだが
低気圧のせいで瀬戸内航路に変更
到着時刻が鬼のように遅れて
出だしから不穏な幕開けになってしまった
ウチの奥さんは
ボーッと歩いているように見えて
道端の植物はよく目に入ってくるようで
今日も 「キウイ発見!」 の報告がありました
何で見つけることができるのだろう???
この色の取り合わせには
少々 感動的でした
残念なことに名札の写真を
撮ってくるのを忘れました
矢田寺の紫陽花栽培は
昭和40年頃からだというから
お寺の歴史と比べれば
それほど長いわけではない
でも品種改良の成果はめざましく
数々の園芸品種が
色とりどりの花を咲かせていました
品種によってはこのように
比較的 「薄い」 花になるものもある
これが光を受けると
あたかも宙に浮いているように見えた
・・・スポットで光が当たると露出がムズい
見方によっては花火に見えたり
あるいは小宇宙になぞらえたり
仕立て方が合わないと暑苦しかったり
奥の深い花だと思う
あじさいは別名 四葩というそうである
この四葩が八重に咲く様は
なかなか見応えがあると思う
娘の嫁ぎ先の近くにある
矢田山金剛山寺(こんごうせんじ)
通称 矢田寺 もっと平たく言うと あじさい寺
入り口で入山料(紫陽花シーズンのみ)を払って
この長い長い階段を登った先に
60種 10、000株と言われる
大庭園を見ることができる